Top 》

有馬温泉のお土産

有馬温泉の3回目はおみやげと買い物のご紹介です。
イマイチ、これといったお土産のイメージの湧きにくい有馬温泉ですが
そこは大都市かつ美味しいものの多い神戸市内ですから
実は美味しいものやセンスを感じさせるもの、
そして古い温泉地ならではの懐かしいものと揃っているのです。

投稿者 ながむ : 22:44 | 温泉・国内旅行
  スポンサードリンク
 

前々回に、かつては毒水と呼ばれ恐れられていた炭酸泉が
日本のサイダーのはじまりとなった(有馬炭酸鉄砲水)、とご説明しましたが、
炭酸泉はサイダーだけに使われているのではありません。
有馬温泉を代表するお土産の一つ、懐かしい「炭酸せんべい」にもこれが使われています。

炭酸泉を使った健康食を、と試行錯誤の結果、
1907年(明治40年)に発売されたこの煎餅は
赤ちゃんの離乳食や高齢者の補助食的な目的だけでなく
サクサクとした独特の食感と上品な甘さで有馬の人気のお土産となりました。
数件のお店がこの炭酸せんべいを販売していますが、
それぞれに違った味なので食べ比べてみると楽しいかも。
ちなみに湯本坂の三津森本舗では、運がいいと焼き立てを食べる事ができます。

工芸品のジャンルでは昔から有馬籠が有名です。
有馬温泉と縁の深い太閤、豊臣秀吉。 そしてその豊臣秀吉と因縁の茶人、千利休。
千利休がこの地で採れる良質な竹を使って作らせたというのが有馬籠です。
450年の歴史を持つ有馬籠はちょっと高級なお土産ですが
目の確かな方へのお土産としては最高の逸品でしょう。

その他、かわいい人形が飛び出す有馬筆も有名です。
1300年の昔に生きた悲劇の王子、有間皇子ゆかりの品です。
現在も一つ一つ手作りで作られています。
湯本坂にある灰吹屋西田筆店では作業を表通りから見る事ができます。

最後に一押しのお手ごろお土産をご紹介。
食べ物で「有馬風」「有馬煮」といった「有馬」の名がつく料理法、
それはほぼ全てが山椒を使った調理法、または山椒風味の食べ物をさします。
そんな山椒の実や、希少な花を使った佃煮を販売している川上商店、
こちらの商品は昔から吟味した材料を手間ひまかけて手作りしています。
湯本坂を歩いているとふっと佃煮を煮る香りが漂って来る事も…
こちらの山椒佃煮と、そして何と言っても松茸昆布はぜひとも買って帰って下さい。
辛口の方が私の好みです。 しっかりと入った松茸もふっくら昆布も絶品です。

その他、ギャラリーや和洋折衷なカフェなどのモダンなお店、
トンボ玉や手ぬぐいなどの和風小物やレトロな小物を売っているおしゃれなお店
ヨーロッパなどから来た上質なオモチャを売っているお店などなど
バスターミナル付近から金の湯付近にかけて新しいお店も次々と生まれ、
それが古くからのたたずまいのお店と調和して、
温泉地の町歩きも楽しめる有馬温泉、小さな町ですが半日程歩いてみませんか?

有馬温泉 有馬温泉
どこか懐かしい風情のお店と、新しいお店が共存しています。

有馬温泉
湯本坂には古くからのお店が。

有馬温泉 もちろん買い物だけではありません。
温泉寺や温泉神社、太閤の湯殿館と極楽寺、瑞宝寺公園などを見て回っても。


全国温泉予約


投稿者 ながむ : 2008年5月9日 22:45

 
 この記事がお気に召しましたらぜひ↓ポチっとお願い致します
 ブログランキング・にほんブログ村へ にほんブログ村 旅行ブログへ にほんブログ村 鉄道ブログへ にほんブログ村 旅行ブログ ヨーロッパ旅行へ にほんブログ村 旅行ブログ 国内旅行へ

ありがとう0系新幹線 ブログパーツ


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.zabuza.net/Tabiblog/tt-cgi/tt_tb.cgi/98

コメント

コメントしてください




保存しますか? はいいいえ