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改めて、有馬温泉。

[有馬温泉] ブログ村キーワード

以前にも 有馬温泉 関連のエントリをちょこちょこっと書いた事がありますが、
温泉の話題をいくつか書くにあたって、この機会に
あらためて有馬温泉の魅力についてお話ししたいと思います。

最近、楽天トラベルからのDMなどを見ていると
有馬温泉の人気が上がっているようで、ファンとしては嬉しい限りです。
ところで、有馬温泉について、何かご存じですか?
名前だけは有名でも、それ以上に有馬温泉についてご存じの方、
意外と少ないのではないでしょうか。

投稿者 ながむ : 19:53 | 温泉・国内旅行
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日本三古泉、日本三名泉にも数えられる有馬温泉は、豊臣秀吉によって再建され、
最も愛された日本最古の温泉で、「日本書紀」にも登場する歴史ある温泉です。
その他、多くの有名人が長い間に渡ってこの地を訪れています。

関西の都である大阪、神戸から一時間ほどの近距離にありながら、
自然豊かで「関西の奥座敷」と呼ばれる六甲山麓にある温泉地です。
この有馬温泉は、2種類(または3種類)のタイプのお湯が沸き出しています。
泉質は赤く褐った塩化ナトリウム泉の「金泉」と、無色の炭酸泉「銀泉」の2種類です。
(銀泉は実は2種類の泉源から成っています)

火山も近くには無く、海からも離れて山あいにある有馬温泉のお湯は昔から
どこからその源が来るのかわからない不思議なお湯と言われていましたが、
近年になって研究により、遠く南の海底へ潜り込んでいるフィリピン海プレートから、
ここまでやって来た水が有馬の地下で分離されて上昇し、
有馬温泉の「金泉」となって噴出していることが判明したそうです。
日本でも他に類を見ない独特な泉質というのも納得がいきます。

そんな二つの温泉、「金泉」と「銀泉」を交互につかれば、
それぞれの泉質の特性を活かし、相乗効果があります。
そんなことから、有馬温泉の見所に「源泉めぐり」が人気となっています。
天神泉源 、有明泉源 、炭酸泉源、太閤泉(飲泉場)、
極楽泉源 、御所泉源 、妬(うわなり)泉源です。
温泉名やゆかりのある歴史をのせた順路ガイドに従って、歩いて巡ります。
 ※上の写真は神社が火事…ではありません。
なんと天神さんの境内から沸き出している天神泉源の湯気です。
この日は朝から雨で、気温が下がっていたのか、もうもうとした湯気に包まれていました。


「金泉」の味は、しょっぱく、「銀線」はピリッとした炭酸独自の味がします。
このうちの炭酸泉は、昔は
「鳥類、虫、けだものがこの水を飲めば、たちどころに死すなり」と言い伝えがあり、
毒水として泉源に近づくのも禁止されていました。
やがて温泉というものに近代的な分析をしようとする時代となり、
この毒水を明治8年に内務省司薬場が検査をすると、
実は飲料水として大変、優れていることが判明したのです。
この炭酸泉は「鉄砲水」とも呼ばれ、やがて日本の「サイダー」の誕生となりました。


有馬温泉・金の湯
こちらの写真は阪神淡路大震災以降建て直されたかつての元湯、
現在の「金の湯」横にある足湯です。
こちらは無料で、有馬らしい茶色の金泉を手軽に楽しむ事が出来ます。
温度は結構高めです。上から下に行くにつれて温度が下がっていきますので
お好みの温度のあたりのポジションを狙って下さい!



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楽天トラベル 2007年下半期人気温泉地ランキング・第9位 兵庫県 有馬温泉
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投稿者 ながむ : 2008年5月6日 19:54

 
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